受験勉強に挫折しそうなあなたへ

 
勉強するとはどういうことなのだろうか。
 
小さい頃、よく親や先生から勉強しなさいと口酸っぱく言われた人も少なくはないだろう。
 
いま、中学受験や高校受験、大学受験に向けて理解し難い法則や、数式にイライラしながら勉強している生徒さんもなかにはいるだろう。
 
私もそうだった。なぜこれを覚えないといけないのか。
 
と自問自答していた時期もあった。
 
私の今まで生きてきた、わずかな人生であるが、
 
考えたことを、述べていきたいと思う。
 
 
 
目次
 
 
 
 

勉強の根本について

 
人生は死ぬまで勉強だ
 
この言葉を耳にしたことがある人は少なからずいるだろう。
 
これを聞いて、そんなの不遇だと感じる人もいれば、そうは思わないと感じる人ももちろんいると思う。
 
遊んで人生を終わろうとしている人にとってみれば、
 
この言葉が当てはまらない人も存在すると考える人もいるだろう。
 
 
しかし、そういう人も毎日勉強し続けていると、私は思う。
 
 
勉強という定義とは何だろうか。
 
ただ単に、ペンを取ってノートを書いたり
 
教科書に書かれていることを、学ぶことだけが勉強ではない
 
毎日、ニュースや人の意見、愚痴たくさん耳にするだろう。
 
電車でマナーが悪い人に遭遇したり、
 
歯にお昼に食べたであろうお好み焼きの青のりが前歯についてる人を見かけたり、
 
生きていく中で、目や耳から入ってくるすべての情報は、
 
その人にとって新しい内容がほとんどであり、
 
その人にとってみれば、それは学びに結びつくのである。
 
人の意見や愚痴だとしても、
 
その人の考え方、思考回路を追うことで、
 
様々な人の特徴や性格、態度など千差万別さを無意識に人は学んでいる
 
人は同じ事柄が身に起きたり、聞いたとしても、そこから生じる個人的な感情はちがう。
 
自分との相違を体験したり、享受することで人は学び進歩する。
 
つまり、目から耳から入ってくる情報を傍受するだけで、
 
新たな知識を得続けているというような捉え方もできるのである。
 
故に、人間の人生にとってみれば、勉強なくしてあらずだと私は思う。
 
しかし、これはあくまでも私の意見であり、いやそうではないと感じる人も必ずやいることは知っている。
 
そのような人の意見も、私にとっては勉強であり、進歩だと、
 
感じることが大切だと思うようにしている。
 
 
 

頑張っている受験生に言いたいこと

 
勉強しようと意気込んで勉強するというのではなく、
 
いつの間にか勉強しているという状況が、
 
人間にとって生きていることの糧になっていると私は思う。
 
つまり、なにが言いたいのか。
 
それは、今学べることをたくさん学べ。ということである。
 
なぜ将来役に立つかわからないことを学ばないといけないのか、不平不満を言っている人もいるかもしれない。
 
それは、役に立たない情報ですら得ることで、自分の成長に繋がっているからだ。
 
役に立たない、意味のない勉強をさせる中学や高校。
その理解度でふるいに落とす大学。
 
なぜ、そんなものを受験で聞くのか。
 
それは、意味のない事柄をどれだけ覚えられるのか。どれだけその知識を使って応用できるのか。を問うてるのではないのだろうか。
 
意味のない事柄だからこそ、差が生まれるのだと私は思っている。
 
将来役に立たないことに、どれだけ真剣に向き合って自分のものにできるのか、それをできないやつなんて、将来役に立つ情報だから覚えなさいと急に突きつけられても習得できるはずはない。
 
役に立たない事を一生懸命習得する力や、努力ができる人一つのことに向かって頑張れる人
 
そういう人は、自分が目指そうとしている道への強い気持ちは、誰よりも負けないと私は思う。
 
 

努力は必ずしも報われない

 
成長というもの自体は目に見えない物質である。しかし、結果というものは目に見える
 
数字で可視化する大切さはそこだと感じている。
 
私の好きな言葉にこんな言葉がある。
 
「努力は必ずしも報われるとは限らない。だが、成功している人は必ず努力している。」
 
成長や努力は目に見えない。
 
その人にしかわからない。
 
努力をしたから合格するとは限らない
 
でも、その1の努力から学べることは必ず1あると思う。
 
努力が何個分で成功するのか、自分でわからなければならない。
 
成功している人は、自分の弱いところを誰よりも自分がわかっていると感じる。
 
自分を客観的にどれだけ見れるのか、そこが成功への近道かもしれない。
 
 
 
 

最後に

 
数字にすることで目に見える。
 
ぐちぐち不満を言ってるのなら、数字を残せ。ということである。
 
努力が偏差値などという数字に結びつかないとき、
 
それは、努力の不足もしくは問題に対しての傾向と対策がなされていないのどちらかだ。
 
自分の勉強法効率弱点問題の分析
 
伸び悩んでいるなら、見直すべきところである。
 
努力があと何個必要なのか、
 
自分を大きく見積もるのではなく、謙虚に頑張って欲しいと私は願っている。
 
人生にとって、無駄な知識だと感じる受験勉強。
 
いつか勉強しといてよかったと感じることが絶対にある。
 
挫けそうになった時も、将来自分の笑顔のためにも今を頑張ってほしい。
 
そしてまた、この文章を書きながら、私も勉学を頑張りたいと意欲が出たところで、筆をおくとする。